平成29年8月から70歳以上の方は医療費自己負担の上限額が変わります(患者さん向けの説明資料あります)
平成29年8月から70歳以上の方は高額療養費の上限額が変わります。
これによって今までと所得が変わらなくても、医療費の自己負担が増える方がいらっしゃいます。
特に7月から8月にかけて入院される際は、7月と8月で自己負担額の計算方法が変わって自己負担が増えるというケースが一部の方で出てくると思います。
説明資料はどうしよう?
医療費については普段からちょくちょく問い合わせがあるので・・・
やっぱり事前に患者さん向けに説明をしないといけないよなあ。
説明用の資料がいるよなあ。
作るの大変だなあ。
と思っていたら、
厚生労働省が資料を作成・公開して下さってました!
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000158766.pdf
これはそのまま使えます!
ありがたい!
厚生労働省の資料を見ながら
「現役並み」区分の方は外来(個人ごと)の上限額が上がります。
「一般」区分の方は外来(個人ごと)と外来+入院(世帯ごと)の両方の上限額が上がります。
上限額に達しなければ今までと自己負担額は変わらないかもしれませんが、入院するとどうしても上限額に達することが多いです。
例えば、「一般」区分の方が入院している場合、7月は自己負担が44,400円だったのに、8月から自己負担が57,600円に増えるということがあり得ます。
後からトラブルにならないためにも患者さんへの丁寧な説明が必要ですよね。